病みつきの弁当


そんなに好きじゃない、から好きに変わるタイミングって何だろう、と。




はるか昔、それは高校時代に訪れたお弁当のおはなし。


都内でも有数のマンモス校で色々な科があって

しかも教員も全て男の男子校。



前にも似たことを書いたけど、

なので学食の人気定食は即完売が多く、なんせ学食なる”フードコート”で並ぶだけで貴重な昼休みの

時間が奪われるという、、笑


学食も美味しいんだけど

実は弁当。



僕が行ってた高校は学食の他に(地元のパン屋さん協力のもと)パン販売がありました。

これは各クラスの当日の日直が担当します。  



そのパン注文の紙のほか、弁当注文というのも出来た。この弁当というのは学食が作った弁当。


これがタイトルにある”その弁当”。


至ってシンプル過ぎる構成で

甘辛のタレがかかった肉団子が二つと小さめのコロッケ、よくあるピンク色のあのお新香とナポリタンだったかな、そんな感じ。



これ、最初に注文した大きな理由は

クラスメイトが美味しそうに食べてる光景と

あと学食は2〜3年生優先なので1年はそもそも、入場できる時間が遅く設定されてたので

そもそも、残ってないパターンが多くて…



そんなこともあり、その弁当を頼みはじめた気がする。



最初は、うーん、、まあまずくはないけど、、って感じだったんです。


その学食が作る弁当は日替わりでなくずっとその構成でしたが、なんとなく買ってた弁当が

ある日を境に、禁断症状的というか

その弁当が食べたくて仕方ない感じに笑笑


正直、高校生活後半は、学食含めてその弁当を

食べることと昼休みにするサッカー、3 on 3をすることが楽しみで高校に通ってた感じです。



これ当時から、そう思ってた。



なんてことないラインナップで

なんとなく食べたいたこの380円くらいの

肉団子、コロッケ、ピンクのお新香の弁当、

これが好きになったキッカケっていったい何だったんだろう…